広島漢方に行ってきた(6/7)

・・・目次・・・
(1/7)始めるまでの経緯
(2/7)行く準備
(3/7)説明会–検査・看護師さんの説明
(4/7)説明会–天野先生のお話1
(5/7)説明会–天野先生のお話2
(6/7)説明会–天野先生のお話3
(7/7)説明会–天野先生のお話4&一週間服用してみて
追記–費用、所要時間など
おまけ--広島日帰り旅


c.服用開始以降の注意点
・食事制限はしない
下痢が続いているときは油分、食物繊維を避け、消化の良いものを食べるようにするのは当然ですが、漢方薬を服用して下痢が収まったら、特に食事制限をする必要はありません。というか、むしろしないでほしいとのこと。どこまで腸壁が回復しているか確認するため、刺激物やアルコールも試して様子を見て、報告するようにとのことでした。これらで下痢をするようであれば、まだ腸壁は回復していないと判断されます。

これは潰瘍性大腸炎の食事制限について誤解している人が多いところだと思いますが、油脂や食物繊維は下痢の「症状」を悪化させるものではありますが、潰瘍性大腸炎という「病気」を悪化させるものではありません。油分は腸の蠕動運動を亢進させるので下痢しやすくなりますし、過剰な食物繊維は物理的に腸壁に刺激を与えるので、下痢や血便のあるときには避けるべきです。しかし、完全に緩解状態であるならば、特に控える必要はないと考えていいと思います。ただ、緩解状態にあるかどうかの判断は難しく、いろいろな人の話を聞いていても、それはまだ炎症があるのでは? と思うこともあります。また、ぐずぐずと調子が悪い期間が長く続くので、食事制限をする気力が持たないというのも、実際には多いと思います。一生に渡る病気だから難しいんですよね...。でも、ちょっと怪しいなと思うときは、腸壁を休ませて回復させるのが一番だと思います。辛いけどね。

・妊娠について
これまで90人ほどの患者さんが漢方薬を服用しながら出産しているそうです。しかしまだ確実に安全といえるほどデータが集まっていないので、基本的には妊娠したら中断だそうです。潰瘍性大腸炎は男性不妊の人も多いそうなのですが、漢方薬に切り替えたところ改善した人も何人かいるとのことでした。

・酷い下痢を起こしたら
漢方薬が効果を発揮しはじめ、きちんと毎日服用しているのに、急に酷い下痢を起こしたら、それは再燃よりも感染性胃腸炎であることがほとんどだそうです。5-ASA製剤やステロイドを再開しても意味がないので、感染性胃腸炎の治療を受ける必要があります。こういった場合には、必ず天野先生に相談すること。

・現在の主治医との関係
肝機能障害が起こっていないかどうか、定期的に血液検査をする必要があります。スカイクリニックに通院できる人は主治医をそちらに移せばいいのですが、遠方の人は現在の主治医にお願いしなくてはなりません。また、特定疾患の申請や漢方服用2年目の内視鏡検査など、必ず内視鏡検査を受けなければならないのですから、やはり現在の主治医にきちんと報告して見守っていただく必要があると思います。初診の際に紹介状を持ってきた人には、スカイクリニックから「紹介状へのお返事」が渡されますので、今後の対応などを主治医と相談できると思います。

続く。

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