きなこの歯石除去と目の切開

先週の土曜日、きなこは全身麻酔の上、歯石除去と目にできていたマイボーム腺腫の分泌物を取り除く手術を受けました。いつも元気なきなこですが、11歳4ヶ月と実は高齢。いろいろ考えて、手術に至った経緯を報告します。高齢犬だけどお口のケアどうしよう、と思っている飼い主さんの参考になりますように。

前回歯石除去をしたのは1年半前。きなこは非常に歯石がつきやすく、毎日夕ごはんのあと私が膝枕状態で歯磨きをしているのですが、上の歯につき始めてきました。
seijyounaha_s
小型犬は歯周病になりやすい! その理由とは?より画像を引用させていただきました)

他の歯は見る限りでは綺麗だったので、主治医の先生も、「今やらなくても、数年後でもいいかもしれない。ずっとやらずに、このまま維持できるかもしれない。迷うねえ~」という感じ。しかし、もし他の病気が出てきてしまったら、歯のケアどころではなくなってしまうし、歯石は様々な病気の引き金になることがわかっています。また、麻酔は年々進化していて、高齢犬でも安心なものになってきているとのこと。先生の説明では、「高齢犬のほうが手術の機会が多いのだから、麻酔が危険では本末転倒。なので、改良が進んで、大丈夫なものになってきているのだよ」というお話でした。なるほど。実際、先生の病院では、麻酔が原因で大きなトラブルになった高齢犬はいないそうです。もちろん、事前の血液検査や、麻酔の管理はしっかりと行われています。そこまで説明していただいたので、元気な今、お口の中をキレイにしてハタチを目指そう! 長生きするために今やろう!! ということになりました。

当日の朝は絶飲食。これが一番大変でした。きなこはごはん命なので、絶食させている前で私たち人間がモノを食べるわけにはいきません。ということで自然と我々も朝ごはん抜きで、きなこが寝ぼけてて訳がわかってないうちに病院に連れて行きました。

事前の診察で、前々から気になっている目の様子も診てもらいました。根本治療の腺腫切除は、歯石除去と一緒にはできません。というのも、歯石除去は細菌の塊である歯石を削るので、どうしても粉が舞ってしまいます。そういう環境で体の他の部分にメスをいれるのは危険なのです。傷を付けない程度に治療できるようならしてみましょう、と言われました。きなこはいつも診察の後におやつをもらっているのに、今日は何も貰えないためぶうぶう怒りながら処置室に連れて行かれました。

そして数時間後、お迎えに行くと、綺麗に見えた口内でしたが、歯周病になっていて抜かなければいけない歯が1本と、根本で割れていたため抜歯せざるを得ない歯が1本ありました。この2本は放置していたら歯周病が進んでいたでしょう。やっぱりやってもらって良かった。

それから目は、瞼の裏側に溜まっていた分泌物を絞り出したそうです。完治ではありませんが、おできが目を傷つけることはしばらく無いだろう、ということでした。

顔周りをこんなに切ったりなんだりされて、半日はいつもの笑顔が出なかったきなこさん。そりゃそうよね、2本歯を抜かれて、まぶたも切られて、人間なら一週間くらい食欲もなくなるよね。でも、めちゃめちゃお腹が空いていたので、ごはんはがっつきまくりでした。

もう、いつもの元気がすっかり戻りました。ただ、ちょっと下の前歯が2本なくなっちゃったから、若干顔が頼りなくなっちゃったのよね。あと、ヨダレが垂れやすくなったかも。でもそんなことはいいのだ。きなこがずっと元気でいてくれればいいのだ!

関連する記事


スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク